囲碁に由来する慣用表現
囲碁は一部の人しかやらない古臭い遊び・・・
こんな風に考えるとしたら、それは間違い。囲碁は歴史が深く、囲碁に由来する慣用句が一般的に使われています。囲碁って意外に身近に存在しているんですね!
囲碁講座ならば、
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現代の坐隠談叢 |
世の中に囲碁の技術本は溢れているが、このように囲碁の歴史・人々のことを書いた本は皆無に近い。それだけでも非常に価値がある。
更に面白い。筆者の文章は一流であり、登場人物が実に生き生きとしている。
この一冊を読むだけで昭和囲碁史が大体理解できる。一般向けとしても更なる段階へのステップとしても申し分ない。
気になった点を挙げれば、秀哉名人に対してあまりに辛すぎやしないかと言うことである。雁金先生が人格者であられたことは同意するが、やはり本因坊として相応しいのは秀哉名人の方であったと思う。何故なら強いからである。秀栄名人に比べて秀哉名人が劣ることの証明として本人たちの談話を載せているが、自尊と謙遜の言葉であるからこれを根拠とするのはいかがなものか。
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壮大過ぎる、碁打ち達のドラマ。 |
明治の囲碁界は、碁打ちの存亡が課題であった。碁打ち将棋指しのプロを
支えていた幕府が、滅んだためである。そんな中、本因坊秀甫を初めとする
名棋士たちが、様々なな対立、困難を潜り抜けて行く。
昭和になれば、天才少年・呉清源の来日や『新布石』の発表に、囲碁好き
ばかりでなく、碁を知らぬものまでをも巻き込み、一大ブームを呼んだとか。
木谷實は、本因坊秀哉名人の引退碁の対局相手として挑む。解説は呉清源、
観戦記は小説家・川端康成。黒番・木谷の勝ち。この対局を最後に、碁の
家元制は完全に終わる。そして、毎日新聞主催のタイトル戦と生まれ変わる。
『本因坊』を名乗る事を目標に、棋士達は今もって日々研鑚する。
※なお川端は、『名人』という小説として、秀哉名人引退後をまとめた。
対局の迫力、当時の日本の風景が良く描かれた名作である。囲碁ファン、
川端ファン、どちらにもお勧めである。
広島原爆の影響を不運にも食らってしまった、本因坊薫和(岩本薫)、高川
格の本因坊戦……
どうであろうか。あらすじだけでこれほどになる。筆者・中山氏が情熱を
傾けた本書は、大変に決め細かく、ドラマチックである。碁を全く知らなく
とも、是非ご覧頂きたい。小説感覚でも、十分に楽しめること間違いなし、
である。

